プレママさん必見! 妊娠中期ガイド

妊娠生活

妊娠中期(妊娠14週~27週)は、安定期とも呼ばれ、この頃胎盤が完成し、流産のリスクが低下するとともに、つわりも軽減するため、母子ともに安定した状態となります。妊娠5か月頃の子宮の大きさは大人の頭の大きさくらいと言われています。この時期は、母体と赤ちゃんの成長が著しく、様々な変化が見られます。妊婦さんだけではなくそのパートナーやご家族にも知っていただきたく、妊娠中期に知っておくべき情報と過ごし方をまとめました。

妊娠中期の体の変化

1. お腹の膨らみ

妊娠中期に入ると、お腹が目に見えて大きくなり始めます。これは、赤ちゃんの成長と子宮の拡大によるものです。妊娠中期の終わりには、お腹が明らかに妊娠しているとわかるようになります。お腹が張りやすくなりますが、痛みが伴わなければ大丈夫です。もし、痛みや出血が見られた場合はすぐに病院へ相談しましょう。

2. 胎動の開始

16週~20週頃になると、初めて胎動を感じることができます。初めての胎動は「クルクル」とか「ぽこぽこ」といった感覚で、これが赤ちゃんが元気に動いている証拠です。初産の場合は妊娠20週くらいに胎動を感じる人が多いようです。胎動を感じるようになったらお腹を優しくマッサージしたり、話しかけたりして赤ちゃんとのコミュニケーションを図りましょう。お母さんの声は赤ちゃんにも聞こえています。

3. 体重増加

妊娠中期には、体重増加が始まります。この時期の体重増加は、赤ちゃんの成長や羊水の増加、母体の血液量の増加などが原因です。

4. 皮膚の変化

お腹が大きくなると、皮膚が引っ張られてかゆみが出ることがあります。保湿をしっかり行い、ストレッチマーク(妊娠線)の予防を心がけましょう。妊娠線予防におすすめのクリームは別記事にて紹介します!!

妊娠中期の栄養と食事

 バランスの取れた食事

妊娠中期は、赤ちゃんの成長に必要な栄養を十分に摂取することが重要です。バランスの取れた食事を心がけ、以下の栄養素を積極的に取り入れましょう。

  • タンパク質: 肉、魚、卵、豆類
  • 鉄分: 赤身の肉、ほうれん草、豆類
  • カルシウム: 牛乳、ヨーグルト、チーズ
  • 葉酸: 緑黄色野菜、果物、豆類

つわりが落ち着いたとはいえ、食欲が増進しすぎることもあります。食事は規則正しく、間食は控えめにし、バランスの取れた食事を心がけましょう。

水分補給

妊娠中は血液量が増加するため、水分補給が重要です。1日約2リットルの水分を目安に、こまめに水分を摂取しましょう。夏場は特に脱水や熱中症になりやすいので意識的に水分補給できるといいですね。

妊娠中期の生活習慣

1. 適度な運動

妊娠中期は体調が安定しているため、適度な運動を取り入れることが推奨されます。ウォーキングやマタニティヨガ、軽いストレッチなどが適しています。

2. 休息と睡眠

十分な休息と睡眠を取ることが大切です。快適な寝具を選び、横向きで寝るなどして、安眠をサポートしましょう。

3. ストレス管理

妊娠中はホルモンの影響で感情が不安定になることがあります。リラックスできる時間を持ち、ストレスを溜めないように心がけましょう。

妊娠中期の健康管理

1. 定期健診

妊娠中期も定期的な妊婦健診を受けることが重要です。赤ちゃんの成長や母体の健康状態を確認し、必要な指導やサポートを受けましょう。

2. 妊娠高血圧症候群の予防

妊娠中期には、妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)のリスクが増加します。塩分を控えめにし、バランスの取れた食事と適度な運動を心がけ、体重管理に注意しましょう。

3. 胃の不快感の緩和

妊娠中期には、子宮が大きくなることで胃が圧迫され、胃の不快感や逆流性食道炎の症状が現れることがあります。食事を少量ずつ頻回に摂り、食後はすぐに横にならないようにしましょう。私も15週頃からお腹が少しずつ出始め、食後は常に胃の圧迫感がありました。皮膚も突っ張ったような感じあり苦しいです(笑)

妊娠中期にやっておきたいこと

1. マタニティウェアの準備

お腹が大きくなるため、妊娠中期にはマタニティウェアの準備が必要です。快適で動きやすい服を選びましょう。産後も使える授乳ができるタイプのものだとより良いですね。

2. 出産準備

出産に向けての準備を始めるのもこの時期が適しています。ベビーグッズや産後の必要品のリストを作成し、少しずつ揃えていきましょう。

また両親学級などに参加して、妊娠中の過ごし方や出産がどのように進むのか、そして産後の赤ちゃんのお世話の方法などを学ぶのもいいでしょう。妊娠・出産のプロである産婦人科医や助産師などから直接指導を受けることができるため、正しい知識の習得ができます。

立ち会い出産を希望する場合などに、産院主催の両親学級への参加が求められる場合もあります。両親学級では、パートナーが妊娠後期のお腹と同じ重さの「妊娠ジャケット」を着て、妊婦さんの身体の変化を体感する機会を設けることもあります。うちの地域はどれも平日でパートナーが仕事の都合上参加できないので、土日におこなってくれる教室が増えるといいなあ…と思います(笑)パートナーにとっても妊婦さんがどんな体の変化をしているのか、どんな大変さがあるのか理解しようとするきっかけになったり、赤ちゃんを迎える自覚が芽生える貴重な機会となるはずです。有給など使えるパパさんはぜひ参加してほしいですね☺️2人で参加することにより、一層絆も深まるのではないでしょうか。

3. お産の計画

お産の計画や希望を考え始める時期でもあります。産院や助産師と相談し、自分の希望や不安を共有しましょう。パートナーと共にバースプランを練るのもいいですね。バースプランって具体的にどう言うのもかイメージがつかない人もいらっしゃるかと思いますので、後日別記事にて詳細をアップします♪

4. パートナーとのコミュニケーション

妊娠中期はパートナーとコミュニケーションを深める良い時期です。赤ちゃんの成長を共に喜び、サポートし合うことで、出産への準備を整えましょう。

まとめ

妊娠中期は安定期と呼ばれる時期であり、母体と赤ちゃんの成長が著しい時期です。適切な栄養摂取、適度な運動、十分な休息と睡眠、ストレス管理を心がけ、健やかな妊娠生活を送りましょう。定期健診を欠かさず受けることも重要です。また、出産準備を少しずつ進め、パートナーと共に喜びとサポートを分かち合うことで、安心して出産に臨むことができます。

初めての妊娠は不安や戸惑いも多いかもしれませんが、正しい情報と準備で、素晴らしいマタニティライフを楽しんでください。

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